お寺日記: 麻山事件
今日8/12は麻山事件の 御命日。
忘れてはいけない大切な一日。
2026.8.10の河北新報にも記事が掲載されています。一部ですが新聞記事の写真を掲載します。
8/12の18:15からはtbcテレビ Nスタみやぎにて
この麻山事件について放送されます。
少しですが玉蓮寺にある石碑も出るそうです。ぜひご覧下さい。
宮城県美里町(旧南郷)からは、かつて戦時中、多くの方々が満州に開拓団として渡りました。南郷からは全国でも先駆けて、満州にわたることを推進した町です。農家の次男三男を中心に、希望を胸に開拓へ。昭和9〜19年まで、南郷からも500人以上の方々が入植。
しかし戦況が悪化。終戦間際の
1945年8月12日に麻山事件(まさんじけん)が起こりました。いわゆる集団自決が行われたのです。
ソ連軍の侵攻により、行き場を失った哈達河(はたほ)開拓団が避難中に満州の麻山にて集団自決を行ったのです。団長自ら、先陣を切り拳銃で自決。大多数が女子供でしたが、何人かの男性陣が護身用の拳銃を用いて、女性も、子ども、我が子も我が妻も、顔の知っている方々を介錯し、殺めるという悲惨な出来事がありました。
この集団自決事件では421人が死亡したといいます。
南郷からの開拓団のうち、約80名もの方々が、この集団自決で命を落とされました。玉蓮寺のご門徒さんも何名か含まれます。
満州の地で亡くなられた慰霊碑として
玉蓮寺の境内に観音様の像が建てられました。
二度とあってはならない戦争。
【「私は正しい」争いの根はここにある】
という法語を見たことがあります。
玉蓮寺の慰霊碑は今なお
満州の歴史の経緯、悲劇を伝えています。
表面は観音様、裏面に言葉が刻まれています。
ぜひご覧下さい。